今年もトライアウトシーズン目前となりました。

毎年、春シーズン後半になると、どの地元少年サッカークラブ(U10〜12)やクラブチーム/アカデミーで、来年度のチームを編成するための選手選び=トライアウトがあります。

複数のチームのトライアウトを受けに行くことも一般的。5月下旬から6月上旬は通常の練習とトライアウト巡り、さらに学年末の学校行事などで、スケジュールがパンパンになります。


今回はアカデミー/クラブチームのトライアウトについて書きます。


クラブのリサーチが鍵

来年度も今のチームでプレイしたい子だけでなく、今は別のチームだけど移籍を考えている子や友達に誘われて興味を持った子など、外部からもたくさん受けに来ます。

初めてクラブチームに加入する場合は、一番近いところ、とか、トラベルチームの友達が行ってるから、とか、そういう感じで良いでしょう。

2〜3年目となると、親も子もクラブチームでの経験値が上がり、目が肥えてきます。

今のチームで物足りなさを感じている子は、ちょっと遠くても上のランクのクラブを受けに行ったりします。

Got Soccerなどのサイトに年代別の強さランキングが公開されているので参考にします)

 

私たちも毎回の試合で、相手チームを


「このチームは雰囲気良いし、選手1人1人がよく考えてるな」→来年トライアウト受けてみようかな

「このチームは乱暴なプレーが多い」「品がない(スポーツマンシップに欠く)」→トライアウトを受けることはないな

といった感じで、コーチの指導、フォーメーション、プレースタイルなどを意識して見ています。

やはり実際の試合の様子を見ると、イメージが湧きやすいですね。


クラブも子供も親も、皆、気合が入ります

クラブにとって、トライアウトはクラブを宣伝する良いチャンス。

同時に、クラブ運営関係者はとてもナーバスになる期間だと思います。トライアウトで良い宣伝が出来ず、来年度のプレイヤーが集まらなかったら、これは死活問題ですから。

プレイヤーや親にとっては、コーチの指導方針、チームの雰囲気、練習施設の設備などを比較する良いチャンス。(親にとっては金銭面も…)
ウェブサイト上の情報だけでは得られないフィーリングをトライアウトで実際に体感して、来年度お世話になるチームを見定めます。

トライアウトの数日後に、合否が伝えられます。複数のクラブからオファーを得た場合は、期日までにオファーを受けるのか受けないのか返答します。


しがらみなく、移籍。

アメリカの怖いところ(「良いところ」でもあるけど)は、あっさり移籍すること。

親も子も、1年間、週に2回も3回も顔を合わせて共に戦ってきた仲間たち。
年度も終わりに近づくと、親睦も深まり、「来年も一緒に頑張ろうぜー!おー!」、、、というのは日本の場合。

アメリカでは、どんなに和気あいあいと親睦深まっていた(と感じていた)としても、新年度が始まったら数人いなくなってるのが恒例。
「ああ、あの子、サッカーやめちゃったのかなー」と思ってたら、試合で相手チームの一員として再会するという、日本人の感覚では「うわ〜、なんか気まずいな〜」と思っちゃうところなんだけど、アメリカ人は「ハーイ!△△クラブに移籍したんだ〜!元気〜?」みたいなノリ。

日本の「和気あいあい」は、仲間から外れようなものならたちまち「裏切り者」のレッテルが貼られそうですが、アメリカの「和気あいあい」は、種類が違うんですよね。
チームの強さ、練習場所、コーチ、チームメイト、コストなどを検討した上で、その家族にとっては移籍がBetterと判断したんでしょう。
Better Opportunitesを常に模索して、転職や引越しを繰り返すのと近い感覚なんだと思います。


人は人、ウチはウチ。

他の家族の判断は気にしない。住んでる地域も家族構成も子供のスキルレベルも違うんですから、そりゃあ違う考えを持っているでしょう。どのチームが優れている、劣っている、という話ではないんです。

プレイヤーである子供とサポートする家族にとって、一番リーズナブルなところを選ぶ。
様々な状況の変化に応じて、条件を見直し、翌年度のチームを選ぶ。

Better Opportunitiesをつかむためには、我々ももっと貪欲にならなきゃいけない、とアメリカから学びました。


1人1人に合うクラブ探し

我が家は、今のクラブの運営方針、コーチ、練習施設、練習場所までの距離などが気に入っています。費用はやや割高ですが、我が家にとっては条件が最も揃っているクラブです。

息子は来年度もこのクラブを継続するつもりです。

しかし、娘の年代の方は層が薄く、チームメイトに恵まれず、今年度の試合はとことん負けまくりました。
これまで対戦したチームの子がこの弱小チームに移籍してくるとは思えないので、この調子では来年度もあまり期待できないかもしれないと思います。

ですので、別のクラブのトライアウトも受けてみて、判断したいと思います。


きょうだいが別々のクラブに入っている家族は結構いて、異なるクラブのカーマグネットを2枚貼っている車をよく見かけます。
「練習の送迎とかトーナメントとか、いろいろ違って大変だろうな〜!」と思って見ていましたが、きょうだいでも性別・性格・年代・スキルレベルが違えば、合うクラブも変わるということ。
できれば一緒のクラブでやってほしいけど、状況によっては仕方ない選択になるのでしょう。

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