息子がこれまで3年間お世話になったクラブチームを離れ、この秋、移籍先のクラブで新シーズンをスタートしました。
まさかの戦力外通告というドン底から、他クラブに無事移籍するまでの話です。


クラブの移籍はごく普通に行われているとは言え…

あらゆるスポーツがシーズン制のアメリカ。日本のように通年でサッカーを続けるには、アカデミー/クラブチームに入る以外ありません。サッカー以外のスポーツに興味がない我が息子が、「下手の横好き」だとしてもサッカーを続けるためにはクラブチームに入るしかありませんでした。

これまで何人ものチームメイトの移籍を見てきました。理由は様々でしょうが、子供に合うクラブを求めて、移籍したり移籍してきたりするんです。

我が家の場合、日本の感覚で「家から近いクラブに入るのが普通でしょ?」と、思ってましたし、クラブの理念、コーチの質、通いやすさ、いずれにも充分満足していたので、他クラブへの移籍を考えたことはありませんでした。

 

繰り上げ合格で苦しい1年を送るも努力実らず。

アメリカのユースサッカーは、U13あたりから、ぐっと本格的になるようなんです。

U12までのトライアウト(入団試験)なんて、形だけみたいなものですが、U13に上がった去年、息子は繰り上げ合格のような形でなんとかチームに残ることができました。

ということは、チーム内で一番下手、ということ。
上手い子達とプレイできることを本人は喜んでいましたが、シーズンが始まれば、彼はチームのスピード感に全くついていけない状態。誰の目から見ても「痛い」存在だったと思います。

ちょうど成長の差が出てくるこの時期。技術的にはさほど差がなくても、体が一番大きいチームメイトとの身長差は30cm以上、肩幅も倍くらい違い、スピードとパワーの差はなかなか縮みませんでした。(そもそもアメリカ人は、フィジカルで大抵のことを突破するように見えます。)

息子にとっても親にとっても、苦しい1年でした。
1年間奮闘したものの、残念ながら最終的には来年度のチームメンバーには選ばれませんでした。

この出来事は、12歳の彼にとって、これまでの人生で最もショッキングな事件だったと思います。
自分の努力が認められず拒絶されたという、怒り・悔しさ・悲しみの入り混じった感情が溢れ出して大爆発。それから数日間は、すっかり塞ぎ込み、なにかと思い出しては泣いていました。

 

他クラブからオファーを受けても、気分は晴れず

そんな息子を見るのは辛いけど、親が一緒に悲しみにふけっている場合ではありません。
私は近隣のクラブチームのトライアウト情報を大急ぎで収集し、翌週、全然乗り気じゃない息子を通える範囲にある2クラブのトライアウトへ連れて行きました。

幸い、いずれのクラブからもすぐにBチーム(2軍)のオファーを頂けたので、少し遠いけど組織やレベル的に納得できるほうのクラブのオファーを受けることにしました。
しかし息子は「2軍かぁ〜〜〜」とブツブツ

2軍とは言え、今のチームと同じディビジョンで大差ない戦績を残しているチームだし、なによりサッカーが続けられる環境を用意できたという達成感に満たされた私とは反対に、ユニフォームの試着に行ったり、新しいチームメイトのリストを見せたりしても、とにかくテンションが低い息子…。

夏の間、ずーっとウダウダ言っていました。


いよいよシーズン開始

この秋、新しいユニフォームに袖を通し、新天地で再スタートを切りました。

新しいチームメイトとは言え、これまで何度も対戦して見覚えのある顔ぶれだったり、前所属クラブの元チームメイトもいたりして、さほど抵抗感はない模様。チームメイトの顔や名前、ポジションなどを覚えて、少しずつ馴染めてきたようです。

前所属チームの技量と比較して愚痴ることはあるけど、一応吹っ切れているようです。むしろ、リベンジに燃えています。

 

クラブの雰囲気はかなり違う(良い意味で)

こちらのクラブはチームビルディングや練習試合などに対してとてもアクティブで、熱心な保護者が多い印象です。クラブのロゴ入りシャツなど(スピリットウェア)の着用率もとても高い。連絡アプリでのチャットを頻繁に活用していて、「ちょっと遅れます!」「今日は試合行けなくてごめん!グッドラック!」みたいな話を皆さんマメにやり取りしてるんです。前のチームに比べると、いろんな温度がかなり高い

居住エリアが違うと集まる人間の層も異なるからかもしれませんが、クラブの雰囲気ってそれぞれけっこう違うんだな〜と実感しています。

 

考察・まとめ

今のチームのレベルは、前所属チームよりも技術や体格などあらゆる点で少しずつ劣っていて、今季対戦しても勝てる気はしません。
でも、このチームは試合や練習の出席率がとても高いし、早く来て自主トレする子も多く、意外と真面目。(失礼)
彼らの伸びシロに期待して、応援していきたいと思います。

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