アメリカには、犬猫の避妊/去勢手術 Spay/Neuterと予防接種 Vaccination の専門クリニックがあります。
(以下、Spay/Neuter Clinicと表記)
提供するサービスが限られている分、お手頃な価格設定になっています。
 
今回は、これまで普通の獣医さんのところで受けた予防接種の料金が無駄に高額だった気がして、思い切ってSpay-Neuter Clinicに去勢手術をお願いしたら、非常に良い体験をしてしまった、という話です。
 

Spay/Neuter &Vaccination Clinic (Low-cost Pet Clinic)とは

犬と猫しか診ません。そして提供している診療サービスは
 
↓これだけ↓
 
  • 去勢 Neuter/避妊 Spay 手術 
  • 各種予防接種
  • フィラリア検査と薬の処方
  • 簡単なデンタルケア(抜歯、歯石除去など)
 
この4項目だけに特化した専門クリニックで、料金は普通の動物病院の1/2〜1/3という低価格
Low-cost Pet Clinicと呼ばれたりもします。病気や怪我ではかかれません。
 
ネットで調べてみると、この手のクリニックは、
 
普通の獣医と比べて施設が粗末だー、とか、
去勢/避妊手術中にちゃんとモニターを付けて術中管理をしているのかー、とか、
1/3の料金で同じ仕事ができるはずがないー、とか、
 
否定的な意見もいろいろ書いてあります。
 
しかし、自宅から車で15分のところにある Spay/Neuter ClinicのYelpレビューがとても良く、大評判。
こんなにベタ褒めなのに迷うのは時間の無駄。
これまでかかった獣医さんに対して若干後ろめたさを感じつつも、どこに行こうが客の自由!と開き直ってココに決めました。早速予約。
値段は、犬の去勢手術 Dog Neuter (under 40lbs) = $100 !? やっすー!!! 
 

いざ手術当日

朝、チェックイン。クリニック自体は、粗末?質素?…と言うより、必要最低限のものしかない。
超シンプルだけどとても清潔。
 
Vet Tech(受付係 兼任)が出てきて、予約の名前を確認、体重を測って、診察台にのせて健康状態のチェック。
乳歯が残ってるのが気になっていることを伝えたら、「オッケー、大丈夫。抜いとくねー」と。
ボルデテラ(ケンネルコフ)ワクチンも追加で依頼。
 
夕方、お迎えに行くと、愛犬は麻酔でフラフラってこともなく、普通に出てきました。
会計を済ませて帰宅。
 
実際のお会計の明細は、
 
手術代 $100
乳歯抜歯(1本) $10
ボルデテラ $15  合計 $125
 
毎日犬猫の去勢/避妊手術ばかりやっているので、それはもう熟練の腕前。傷のステッチが均一でとても綺麗な術部でした。術後の経過も非常に良く、今では傷跡はほとんど確認できません。
翌日、ご丁寧に、Vet Techからフォローアップの電話もいただきました。
 

フィラリア予防も定期予防接種もまるごとおまかせ

すっかりSpay/Neuter Clinicのファンになった私は、これ以来、フィラリア予防も予防接種もここで済ませています。
フィラリア予防 Heartworm Prevention
フィラリアの血液検査($30)をし、予防薬の処方箋をもらっています。(アメリカでも、フィラリア予防薬は処方箋がないと購入できません)
このクリニックでも買えますが、コストコの方が安いので、処方箋をもらって買い物ついでにコストコファーマシーで購入。($22/6か月分、体重12-22kg用)
定期予防接種
義務接種の狂犬病や混合ワクチンから、任意接種のケンネルコフ、ライム、レプトスピラ等、思いつくようなワクチンは全て接種可能です。どれを取っても低価格。
健康チェックをしてから接種しますが、診察料などの請求はなくワクチン代のみの支払いで安心です。
 

まとめ、所感

どこで愛犬の去勢/避妊手術や定期予防接種をするか。
 
これはもう各ご家庭の考え方と財力次第の話です。
経済的に十分な余裕があり、値段は別に気にしない、他を探すのが面倒、近いところで良い、というなら、フルサービスの獣医さん(Regular Vet)にお任せすれば良いでしょう。
 
Spay/Neuter Clinicには、基本的には病気の犬猫は来ないので、待合室で変な病気が移ったりする心配もありません。私は自分や子供(人間)の予防接種でも、ゲホゲホ咳している人と一緒の待合室で待つのが気になる方なので、これはポイント高いです。
 
また、これは「低所得層のためのクリニック」というわけではありません。他のお客さんも見た目はごく普通。
PETCO等でも週末にワクチンクリニックをやっているし、シェルターの併設クリニック等でも予防接種はできます。
アメリカの動物医療は日本よりも高いとは聞いていましたが、動物病院に行くまでもないことは皆さんそういうところを賢く利用しているんじゃないかしら、と思います。
 
病気や怪我はもちろん、日本に帰る前の血液検査や健康診断の際には、普通の動物病院にお世話になる予定です。上手に使い分けて、余計な出費は減らしたいと思います。
 
 
 

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