アメリカの子供たちはたくさん本を読みます。この習慣の延長なのか、アメリカ人には読書好きな大人も多いと思います。
 
この読書の推進、我が子達がアメリカで教育を受けるようになり、良いな〜!と思ったことの1つです。
アメリカの小学校には、子供たちが本が好きになる、本に親しむ工夫が多く取り入れられているんです。
 
今回は我が娘が通う小学校の読書推進プログラムを紹介します。
 

Accelerated Reader (AR)

我が子が通う小学校では、Accelerated Reader (AR)という読書に対するモチベーションをアップされるシステムを導入しています。
 
リーディングレベルの確定、目標設定
毎学期の初めに、リーディングレベルを測るコンピュータテストを実施。
その学期(9週間)のリーディングレベルと獲得する目標ポイント数が指定されます。
 
学校の図書室の本は全て難易度別12色にシールで色分けされていて、理解度クイズ対応済み。
日本だと、低学年向け、中学年向け、高学年向け、の3レベルくらいしかありませんよね。
アメリカではより細分化されているので自分にぴったりのレベルの本が選べるという仕組みです。
 
自分のリーティングレベルの本を読む
自分のレベルカラーが分かったら、そのレベルカラーとその前後のカラー、合わせて3色のシールが貼ってある本を図書室で借りて読みます。
図書の時間は週1回、2冊まで借りることができます。
 
自宅にある本や地域の図書館の本でも、AR Bookfinderで検索してヒットすれば、クイズ対応=ポイント対象となります。
読み終わったら教室のコンピュータで理解度クイズを受け、難易度・正解率に応じたポイントを獲得します。
 
家庭でも応援できるシステム
クイズの結果は、保護者にもメールで通知が来るので、「今日、AR受けたんだね!よくできてたね!」と家庭でもサポートできるようになっています。
ARウェブサイトの個人アカウントにログインすれば、現在の目標、達成度、クイズ正答率、これまで読んだ本のリストなど、たくさんの情報を得ることもできます。
 
目標達成!→パーティ!!
アメリカの小学校のご褒美文化、ここでも徹底しています。やりっぱなしではなく、子供の頑張りを認める機会をしっかり作ります。
9週間のうちに目標ポイントを達成すると、図書の先生からパーティへの招待状がもらえます。
パーティの内容は、だいたい「最新映画DVDの鑑賞(ピザ/スナック付き)」です。
さらに、1年間(4学期)ずっと目標達成すると、年度末にビッグなプライズがもらえます。
 
我が子も初めは完全にご褒美目当てでしたが、多読のおかげで好きなジャンルや作家が見つかり、楽しみながら目標を目指しています。
 

読書の祭典、Battle of the Books

学区の4、5年生対象(希望者)の年1回の読書クイズ大会です。全米各地の小学校で行われているようです。
 
約10冊の指定図書の内容に関するクイズに友達グループ対抗で競います。
友達と4〜5人のグループを作って参加登録。指定図書リストにある本を読み、模擬クイズを出し合って準備します。
1人2〜3冊担当。1冊につき2人以上が内容を把握している状態にして本番に挑みます。
指定図書は、中学年向けの絵本からチャプターブック、しっかり目の読み物まで難易度は様々です。
 

オーディオブック Audiobookが超絶便利!

車移動が多いアメリカでは、本を朗読したものを収録したオーディオブックAudiobookがとっても便利。
車の運転中に読書できないし、乗っている人も車酔いするから読書は難しい。それを上手に解決してくれたツールとして、とても普及しています。
 
地域の図書館にもたくさんのオーディオブックが置いてあります。最近は娘の読む本の内容が難化&複雑になってきたので、オーディオブックも併用することがあります。
娘は本の文字を目で追いながら、オーディオブックで知らない単語の発音を知り、キャラクターの声、場面に合った効果音で理解を深める、という楽しみ方しています。
 
Amazonのサービス「オーディブル Audible」は月額$14.95で聞き放題。日本でも2015年にサービスが開始して利用している方も増えているのでは。
 

アメリカの女子小学生が読んでいる本

うちの娘(9歳)はこんな本を読んでいるよ、こんな本が流行ってるよ、というのをBooks(カテゴリー)で「バイリンガル娘の本棚」で紹介しています。
彼女は5歳でアメリカに来ましたが、今や現地の子供同等の読書レベル。
帰国後の英語保持のためにTween向けの本を探している方や、アメリカの女子小学生が読んでいる本に興味がある方の参考になれば幸いです。

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