アメリカの小学校の選択授業で習っている楽器。
『家ではたいして練習しないけど、学校での毎週のレッスンは楽しくやってるみたい…』
我が子もそうでしたが、そんな感じのお子様をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
 
結論から言うと、弾くのが好きで楽しんでいるなら個人レッスンを前向きに検討したら良いと思います。
 
すでに手元に楽器があることですし、あまり深く考えず、まずはお試し感覚でレッスンを受けてみることをおすすめします。
特に英語がまだ上手に話せないとか、勉強やスポーツで秀でることができない場合、何か1つ自信が持てるものがあると自尊心を保つことができると思うので、ちょっとやるだけで(ある程度のレベルまでは)上達しやすい楽器は非常に有効です。
 
私は子供の頃、ピアノの個人レッスンを10年以上受けていました。音楽の道に進むほどの熱意も才能もなく、ただの趣味レベル。発表会は年1回だけ。基本的にソロ。
 
小学校の鼓笛隊に入ったり、高校の時に友達のバンドに誘われたりして他の楽器と合わせる楽しさを知ったのは、ピアノで音楽を知っていたおかげでしたが、レッスンも練習もさほど楽しくありませんでした。
今から思えば、よく続けてたし、親もよく続けさせてくれたなと思います。
 
一方、アメリカでは、興味がある子には小学校で管弦楽器の手ほどきをしてくれ(無料)、みんなで合奏する楽しさを教えてくれます。1年で辞める子もいれば、中学まで、高校まで、さらには音楽で奨学金を得て大学へ進学(音楽学科とは限らず)する子もいます。
 
コンサートが頻繁にあるので常にはっきりした目標があり、腕前で席順が決まるのでやる気も出ます。うまくなればソロやアンサンブルに抜擢されることもあります。アメリカの学校では、できる子供には相応の機会を与えてくれるんです。
 
学校の仲間たちとコンサートに向けて頑張り、コンサートの後はレセプション(打上げ?)でワイワイしたり。
私のやっていた孤独なピアノレッスンとは大違いです。いいですね、ソーシャルな楽器。
 
中学校でもオーケストラやバンドを続けることを決めると、先生は学外で個人レッスンを受けることを推奨するようになります。
強制ではなく、あくまで「推奨」ですが、オーディション制のシンフォニアやオナーズバンドに入っている子どもたちの多くが個人レッスンを受けているのが実態です。
 
結果、個人レッスンを受けている子供と受けていない子供の実力差はどんどん開き、後者は「つまらないから辞める」という結末に至ってしまいます。
 
レッスン料の相場は、どの楽器でも1回(30分)$25〜30です。
日本の相場と比べてしまうとちょっと高い気がしますね。物価の違いだと思うので、なんとも言えません。
 
ただ、先生さえ見つかれば、アメリカで楽器の個人レッスンを受けるのはとても気軽。
大学付属の音楽コース(本格的)や大手の音楽教室でない限り、入会金や契約書などもありません。基本的には、先生と生徒個人間での取り決めで、レッスン料も1回毎の支払いでOK。
ですから、夏休みの間だけ受ける、忙しいからしばらく休む、オーディションがあるから回数増やす、等、自由度が高いです。
 
オーケストラやバンドに使うような楽器が弾ければ、アメリカのみならず、世界中どこに行っても仲間を作るきっかけになりそうなので、弾ける人が羨ましい。
「今からでも遅くないかしら」と、娘が学校行っている間に娘のバイオリンをこっそりいじる今日この頃です。

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