息子を12歳の健康診断に連れて行ったときのこと。
 
例年、健康診断のついでに保険適用範囲内の予防接種は勧められるままに受けさせてきたのですが、今回は躊躇して保留にしてしまいました。
 

ヒトパピローマ…ってなんだっけ?? 

今回、小児科医による診察が終わった後、

 
ナース「今日は HPVワクチンが受けられるけどどうする?」
私「?? なに?? HP…ナニ??」
 
その場でググると、「子宮頸がん予防ワクチン、ヒトパピローマウイルス」というキーワード。
 
これって何年か前に、副作用がどーのこーので、日本ではあまり積極的に行われなくなったやつじゃなかったっけ?
 
でも当時は子供が小さかったから関係ない話題だと思って右から左に聞いていたので、すごく曖昧な記憶。
 
私「それって、女の子が受けるやつじゃないの?」
ナース「男の子も受けるのよ。咽頭ガンや陰茎ガンの予防に効果があるのよ〜」
私「そ、そうなの?? でも副反応が心配。数年前に日本で副反応が問題になってニュースになったんだよ」
ナース「うーん、副反応はあまり聞いたことないなー。安全なワクチンよ」
 
日本ではHPV接種を女子に対してさえ差し控えているのに、アメリカでは男子も受けるって? 
しかも全額保険適用?(=よほどのズボラ親じゃない限り、普通は全員受ける、の意。)
「副反応は聞いたことない」とか言ってる。日本ではそれで集団訴訟になってるよ…。
 
私の乏しい知識とはあまりにもかけ離れていた情報だったので動揺。私とナースのやり取りを見ていた息子も、わけわかんない注射を打たれるのかと不安そうな顔。ここは一旦持ち帰って、調べて納得してから判断することにしました。
 

ガーダシル9(日本未承認)がデフォルト&保険適用 

こちらがそのパンフレット。ガーダシル9 (Gardasil 9)というワクチンの製造メーカーMARCK社が被接種者向けの教育資料として配布しているものです。
このパンフレットから要点を抜粋すると、
 
ー アメリカでは、毎年約1400万人の人が新たにHPVに感染。推計ではこのうち50%が15-24歳。

ー 多くのHPVは自然に排除されるが、長期間排除されずに体内に留まると深刻な病気の原因となることがある。ウイルスが自然排除されるか否かの予測をする方法はない。

ー 男女ともに感染する。HPV感染者との生殖器の接触を介して感染。HPVに感染しても症状が出ないので、知らず知らずのうちに感染したり他の人にうつしたりする。

ー 40種類以上の型があるうちの9種のHPVが、特定のガン及び疾患の原因に関連している。

ー ワクチン接種は9歳から可能だが、米国疾病管理予防センター(CDC)は、11〜12歳でのワクチン接種を推奨。

ー 9〜14歳は、2回接種。(6〜12か月以内に2回目接種) 医師の指示により3回接種の場合もある。15〜26歳は、3回接種。

 
 
一方、日本の厚生労働省のウェブサイトにある資料は不安を煽りまくり。ワクチンの有効性の評価より、副反応などのデメリットが主張してあるような印象さえある。
 
なんせ、接種を検討している人向けの資料の見出しが
 
”ワクチンの「意義・効果」と「接種後に起こりえる症状」について確認し、検討してください。”
 
ってさ。いきなりこんなタイトル突きつけられたら、受けたいって気にならんだろ。
受けようと思っても自治体からの助成金が出るのは女子のみ。男の子は実費。(1回 約1.5万円 x 2〜3回)
 
受けるならアメリカにいるうちに受けなきゃなあ。。。
 
 
参考:子供の誕生日健診について
 
アメリカに引っ越してきて以来、子供たちは毎年1回、小児科で健康診断を受けています。
バースデーチェックアップとか呼んだりします。
 
チェックアップの内容は、
  1. 身長&体重測定
  2. 血圧測定
  3. 簡易視力検査
  4. 問診(服用している薬・アレルギー歴・平均睡眠時間・チャイルドシート/シートベルト着用の有無・最終歯科健診の日付など。)
  5. 心音の聴診
  6. 耳と喉のチェック
  7. ベッドに横になって触診、座って膝の反射の確認、前屈して背骨の確認
  8. 最後におちんちん/おまたをチラ見
 
11歳からは本人が回答するメンタル面のチェックリストもあります。
 
各種予防接種の義務/推奨年齢に該当する場合は、その説明があり、その日に済ませても良いし、任意のものは検討してまた別の日に受けてもOK。
11歳の時には髄膜炎菌ワクチンMCV4 を打ちました。(中学校入学のための義務接種)

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