オナーズバンド Honors Band、それは選ばれし者たちのバンドプログラムです。
地域によっては、オナーバンド Honor Band と呼んでるかもしれません。少なくとも、この州では”Honors Band”のようです。
 

実力主義、だけど「運」も実力のうち

例年春に翌年度のメンバー選抜のためのオーディションがあり、合格すると秋からオナーズバンドの一員になることができます。
合否の判定は、演奏が上手いに越したことはありませんが、音色のバランスや楽器ごとの欠員状況も大きく影響します。
 
例えば、
 
「今年のトロンボーンは8年生ばかりで大勢卒業しちゃうから、来年はたくさん新人を補充しなきゃな」、となればトロンボーンは受かりやすい楽器になる。
 
フルートやクラリネットは人数をたくさん取るけど、ライバルも多い。(競争率が高い)
 
一方、「バリトンサックスやチューバはそう何人もいらないよね」→狭き門だけどライバルが少ない(競争率が低い)
 
、みたいな。
 
このように、様々な条件が合い絡まるので、すっごく上手くないと合格しない時もあるし、まあまあだけど誰かいないと困るから寛大な評価をくれる場合もある、ということになります。
 

ファーストチェア(首席奏者)がかっこいい! 

オナーズバンドの各パートでファーストチェアになる奏者は、一番前の席に座り、パートリーダーでもあり、ソロも弾いたりします。中学生でもここは一丁前です。
ファーストチェアや上手な子たちは、さらにクインテットやカルテットを編成してコンサートで披露します。もうほんと素敵。
こうやって、上手な子、頑張る子には、次々とチャンスが巡ってくるのはアメリカの教育の良いところですね。
 
ちなみに、新6年生でオナーズバンドに入れるのはごくわずかの精鋭。
しかもそれでファーストチェアになったりすると、上級生の嫉妬を買ったりするんだとか。(そりゃそうなるわな。)
 

なぜかアジア人が多い。 

オナーズバンドのアジア人率は、学校全体のアジア人率のおよそ2倍。…なぜなんでしょうか。
逆に、アメフトやサッカーなどのクラブ活動にアジア人はほとんどいないので、単純に向き不向き、好みの問題ですかね。
 

個人レッスンは必要? 

6年生進級前の説明会でも、バンドの先生が個人レッスンの効果を力説していましたが、やはり上手な子は結構個人レッスンを受けてるんだそう。
 
中高のコンサートをよく見ていると、オーケストラでもバンドでもファーストチェアにいる子は全然違う。
学校の授業だけで到達できるレベルではないと素人目でもわかります。
やはりそれなりのポジションにいる子は、意識も練習量も違うんですよ。
 

息子がオナーズバンドに入りたいと言い出した。 

理由は、以下の3つ。
 
  1. 通常のバンドの授業のレベルが低くてつまらない。
  2. もっと意識が高いグループと演奏したい。
  3. バンドツアーに参加したい
    (全米各地で行われている音楽の祭典 Music in the Park/演奏会+遊園地の2泊3日の旅)
 
中でも「3. バンドツアー」が最大の魅力のようです。(→やっぱこれか。)
動機はやや不純なものの、挑戦しようという意気込みは高く評価したいと思います。
 

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