今日はファット・チューズデー Fat Tuesdayです。
“マルディグラ Mardi Gras”と言う方が馴染みがあるでしょうか。フランス語で、Mardi = 火曜日(Tuesday)、Gras=太った(fat)、アメリカではルイジアナ州ニューオリンズのマルディグラパレードが有名です。
 

Fat Tuesdayって何?

イースター(復活祭)の46日前の水曜日 Ash Wednesday(灰の水曜日)からイースター前夜までの、日曜日をのぞく40日間をLent レント(四旬節)と呼び、断食が行われてきました。
キリストの犠牲・苦しみを分かち合うという意味合いで、食事や祝宴などの快楽を自粛する期間です。
 
ファット・チューズデーは、その自粛期間が始まる”前日”。
糖質や脂質がたっぷりこってりのものを思いっきり食べておこう!どんちゃん騒ぎしよう!っていう日です。
 

この時期しか買えないFat Tuesdayのスイーツ

私が住む地域では、1月初旬からファットチューズデーまで、ベーカリーの店頭に期間限定スイーツが並びます。
 
代表的なのは以下の2つ。
 
ポンチキ Paczki
 
ポーランドのドーナツ。レントの前に、バターなどの油、砂糖、卵を消費する目的で発明されたんだとか。
卵とバターたっぷりの生地に、プラムやラズベリーなどのジャムやカスタードなどのフィリングをたっぷり詰めて油で揚げ、グラニュー糖をまぶした超ハイカロリーなスイーツ。
実はポーランドでは一口サイズなのに、アメリカでは一般的なドーナツくらい(直径10cm)の大きさになっちゃってるのが一般的です。
 
どれだけの人が明日から食事を節制するつもりなのか知りませんが、ベーカリーに行くと1〜2ダース箱買いする人も珍しくありません。 人気があるベーカリーではもうほんと行列。
 
特にポーランド系移民が多い中西部の州では、ポンチキの売上数は群を抜いていて、

ファットチューズデー = ポンチキ・デー
 
くらいの認識になっています。ポンチキ大食い大会なども各地で開催されて賑わいます。
 
キングケーキ
公現祭(クリスマスの12日後)からファット・チューズデーの期間に世界中で食べられているスイーツのアメリカンバージョン。キングは東方の三博士 Three Kings に由来。
1870年ごろ、フランスからの入植者が持ち込んだガレット・デ・ロワがニューオリンズで広まり、現在のアメリカ風キングケーキに進化を遂げました。
 
アーモンドフィリングを練り込んでリング型に焼いたブリオッシュ台。
緑(信仰)・紫(正義)・金(力)のマルディグラカラーのグラニュー糖やアイシング。
飾りとしてプラスチックのコインやネックレスなど、とにかくド派手なデコレーション。
 
全く食欲をそそらない見た目…。
 
ベーカリーで買うと、プラスチック製の小さな赤ちゃんの人形(キリスト)が付属してきます。それをがケーキの中に埋め込んで隠してから切り分けます。
 
家族や仲間とキングケーキパーティをして、切り分けたケーキからその人形が出てきた人は皆から幸運を祝福され、かつ翌年のキングケーキを買う役になる、みたいな伝統があります。 *地域や家庭によってルールが異なる場合があります。
 

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