高IQ児にみられる、脳の大脳皮質(特に前頭葉)の成長の遅れ

実行機能をつかさどるとされる、大脳皮質。大脳皮質の厚みは、一般的に7〜9歳頃にピークを迎え、青年期を通じて減少していくんだそうです。ところが、ギフテッドの子供の場合、平均より遅れて厚みを増し、11〜12歳頃に平均値を超えてピークを迎えるんだとか。「大器晩成」とはよく言ったものです。
そのため、この年代のギフテッド児は、同年代の子供と比べて、時間管理や整理整頓ができないケースが目立つことになります。

幼少期からやること成すこと、とっ散らかっていた息子に変化

最近、息子がこのセオリー通りの成長をしていることに気づきました。
「この年頃の子供なら、こんなこと自分でできるんじゃないの?」と思うようなことも、親が手を掛けなくてはできなかった彼も12歳になり、ここ数ヶ月なんだか調子が良いんです。
忘れ物も減ったし、自分で持ち物を確認をしたり、時間配分を考えて行動できるようになってきました。「うっかりミス」が激減したのです。

息子自身も、しょーもない凡ミスが減ったことで気分がノッています。
宿題を計画的にやって期限を守って提出したり、遊ぶための時間を作るためにスキマ時間を利用して課題をやったり、急にマルチタスクをこなせるようになり、緩んでいた頭のネジが締まったような感じです。

学業面や生活面への影響だけではありません。
サッカーをやって帰ってきても、「今日も絶好調だったよー」とゴキゲン。頭でイメージしていることと、それを実行する能力がリンクしてきて、思ったように体が動くようになったようです。

 

「育児書ではご法度でも、ケースバイケース」と考えを改める

8〜9歳頃には、「親が手を出しすぎる、構いすぎるからいけない」と思って、放置してみたこともありましたが、一向に効果は見られませんでした。
むしろ、完璧主義の彼にとって、うっかりミスは激情ポイントなので、自己嫌悪、自己否定、さらには逆ギレして母親の私への非難になり、家庭内の空気は最悪でした。

ギフテッドだと認定され、これもギフテッドの脳の特徴だと知ってからは、私も「努力してもムダ、成長を待とう」と腹をくくり、一心に手をかけてきました。
普通の育児書ではNGとされている「親が先手を打ってミスを防ぐ」ってやつをひたすらやりました。

その方が子供もハッピーで、家庭もハッピー。

そんな感じでも、ある時ふと、自分でやりくりするようになりました。しかも最近では、同年代の子供よりも思考が大人びている気さえして、ちょっと前までの危うさは幻か?と思うくらい。

大脳皮質のはたらき、すごいです。

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